恋活や婚活の場として利用する人もいる

ビジネス目的でない異業種交流会もある

異業種交流会は一般的には人脈作りのために参加する人が多いです。自営業者の場合には、サラリーマンと違って上司がいないため、困ったときに頼る相手がいません。異業種交流会に参加することで、人脈を広げたいでしょう。自分のビジネスの宣伝にもなります。

しかし、異業種交流会に参加してみると、ビジネス目的でないような参加者が目に付くこともあります。同性の参加者にはあまり声をかけず、異性の参加者ばかり狙って声をかけている人もいるかも知れません。ビジネス目的であれば、スーツを着て参加するのが一般的ですが、ラフな格好で参加している人がいると、ちょっと戸惑ってしまいます。

異業種交流会の全てがビジネス目的の趣旨で開催されているわけではありません。恋活や婚活の場として利用することを想定して催される異業種交流会もあります。また、ビジネス目的が半分、恋活や婚活目的が半分という趣旨の異業種交流会もあるでしょう。その場合、異性を合コンに誘おうとする参加者もいます。

異業種交流会に参加するときには趣旨を確認しよう

ビジネス目的で異業種交流会に参加するのであれば、前もって趣旨をしっかり確認しておくことが大切です。恋活や婚活の場として催されている異業種交流会に参加しても、あまりビジネスで役立つ人脈は得られないでしょう。名刺交換をしたら、合コンに誘われてしまうようなこともあるかも知れません。人脈は広がっても、ビジネスの幅を広げるのに役立てるのは難しいです。

また、ビジネスの幅を広げつつ、恋活や婚活もしたいという人であれば、出会い目的の異業種交流会に参加してみるのもありです。ただ、異業種交流会は一般的に、男性の参加者が多い傾向にあります。参加者の8割程度が男性という異業種交流会もあるくらいです。女性であれば、恋活や婚活に利用しやすいですが、男性の場合には、異性との出会いを期待して異業種交流会に参加しても、あまり満足行く結果は得られないでしょう。

異業種交流会はあくまでビジネスにおける人脈作りとして利用するのが賢明です。