ビジネスの幅を広げる

異業種交流会に参加して人脈を作ろう

自営業者や独立を考えている人におすすめ

新卒で就職してから定年退職するまで、ずっと職を変えずに同じ会社に勤務するのであれば、特に人脈が広くなくても困らないでしょう。仕事上で困ったことがあれば、上司や先輩などに相談できます。しかし、これから脱サラして独立を検討しているのであれば人脈は必要不可欠です。自営業者になってからも人脈を広げて行かなければなりません。

異業種交流会に参加すれば、非常に多数の方面の人と知り合うことができるため、人脈作りにかなり役立ちます。また、他の参加者も人脈を作りたくて異業種交流会に参加する人が多いため、お互いに利害は一致しています。異業種交流会の会場では、多数の人と次々と名刺交換をしている人の姿が見られるでしょう。

自分が勤務している会社の業種と異なる業種の人と、交流を持てる機会はそう多くありません。既に自営業者として仕事をしている人も、異業種交流会に参加することで、ビジネスの幅がかなり広がるでしょう。新たに顧客が増えるきっかけにもなります。

上手に人脈を作るには

異業種交流会に参加したなら、できるだけ多くの人と名刺交換をしようとして、質よりも量に走ってしまう人もいるかも知れません。名刺交換をしたら、話はあいさつ程度に簡単に済ませて、すぐ別の人に話をかける人も多いです。限られた時間の中で、できるだけ人脈を広げるには、良い方法でしょう。

しかし、ビジネスの幅を広げるためには、人脈の量よりも質が大事です。名刺をいくらたくさん集めても、困ったときに頼れないのではあまり意味がありません。名刺交換をしただけでは、なかなか新規の顧客獲得に結びつかないでしょう。

質を重視した人脈作りをするには、相手の話をじっくりと聞いて、相手のことをよく知る必要があります。それと同時に相手にも自分のことをよく分かってもらわなければなりません。相手をよく知り、相手から自分をよく知ってもらうことで信頼関係に繋がります。10人や20人の浅い人脈を作るよりも1人や2人であっても、いざというときに頼れる人脈がビジネスの幅を広げる上で重要です。